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2024/06/24

生後7か月で泣き入りひきつけを発症した次男

現在4歳の次男は、生後7ヵ月を過ぎたころ、初めて泣き入りひきつけになりました


ある夜、夫が抱っこした時に泣き方がおかしいと思い見ると、息が止まりチアノーゼで唇が青くなっていました

あわてて私が抱っこすると、すぐに治まり戻りましたが、とても驚き焦りました・・・


調べると、「泣き入りひきつけ(息止め発作・憤怒痙攣)」という症状が該当しました。


その日から頻繁に発症するようになり、

・私(ママ)が離れた時・離された時(他の人に抱っこされるなど)

・長男に持っていた物を取られた時

というのが引き金になることが多かったです。


これはとても心配でした・・・

特に「ママじゃない人に抱っこされると発症する」ことが多かったので、シッターさんや会う人会う人に説明しなければならず。

意外とこの症状を知らない方の方が多かったので、発作が起きた時どのように対処するか、を常に説明していました。


ちなみに対処法としては、「大丈夫?息して!」とお背中をトントン叩いたり身体を揺さぶりたくなりますが、それはあまり良くなくて、

とにかく優しく抱きしめて優しくさすって、優しく声をかけ落ち着かせてあげる。大人が焦らないことが大事でした。


あとはやはり、私がいつもそばに居ることが何よりの対処法でした。

私自身も心配だったので、ずっと一緒に居ました。人見知りもあり、知らない人にはずっと泣いて慣れてくれないので(そして息が止まる)、シッターさんには家事などをしてもらって私が次男を見ているとか、とにかく次男の子守を他人に任せることが困難な状況でした・・・。


子どもって、人が持っている物をひょいと取ってしまうじゃないですか。

当時2歳だった長男が、次男が持っているものをひょいと取ってしまった時に、次男が強烈な「嫌だ!」という気持ちを発動させて息が止まってしまったり。

私が用事をしに席をはずそうと、夫に抱っこを交代してもらった瞬間に息が止まったり。


ある日なんて、子どもの玩具のキッチンの扉を自分で開けて自分のお顔に当たり、泣いて息が止まり、パパに抱っこされ気絶してしまいました。

まさに”バッタリ倒れやさん”!(チェブラーシカ)


いやぁ、当時は本当に大変でした・・・

(長男の赤ちゃん返りもあり、コロナ禍でもあり、犬は癌になり、もう私に休みはなかった。)

→ 産後から今も続く体調トラブル(産後鬱・脱毛症など)

長男に車料理でおもてなしされる皆さん

そんな中、長男に続き次男も1歳半で学校へ行くことになりました。

人見知りは大分減ったものの、最初はやはり泣いて大変でした。まぁ、これは大体の子がそうだと思います。


1週目、2回通学したところで、突発を発症してお休み。


2週目の金曜日、ようやく3回目の通学。

夫は犬の治験で山口県へ行っていたので、私が一人で2人の子供を送り迎え、当然次男は号泣。


そして3週目の月曜日、4回目の学校のお迎えで、先生から動画を見せられ相談を受けました。

動画の内容は、次男がじっと椅子に座って両目に涙を湛え、お口や腕、全身をプルプル震わせている様子でした。

お昼寝から起きると、いつもこうなってしまう、ということでした。


そのまま小児科へ直行し、かかりつけの先生に動画を見ていただくと、意識がハッキリしているのでてんかんなど脳の異常ではなく、不安・こわい・心配など精神的なものではないか、慣れるまで様子見で大丈夫、ということでした。

もう、かわいそうで、かわいそうで。

今でもあの姿は脳裏に焼き付いていて、思い出すと泣けてきます。

ぎゃーんと泣くのではなく、目にいっぱい涙をためてじっとこらえている様子がいじらしくて。

下の子ってやっぱり可愛いんですよね、いつまでも赤ちゃんのような感じで。


しかし子供ってすごいんですよ。

5週目の金曜日(初登校から1か月以上経っている・・・)、登校10日目、ついに泣かずに登校したんです。

(夫が送りました。この後も、私が送っていくと泣いていました。)

この日はZOOMでクラスの様子が見られる日で、次男はクラスで楽しそうにしており、ホッとしました。


学校へ行き始めて、社会になじみ始め、次第に泣き入りひきつけも減っていきました。

そして2歳前には、もうほとんど症状が見られなくなり、発症しなくなっていきました。

次男は元々いつもハッピーで素直で朗らかでチャーミングな性格なんです。

今では人見知りも全くなく、寧ろ人が好きで、本来こういう子だったんだろうなと思っています。

ただ、すごく芯のある性格で、自分は自分、他人に左右されない、というところがあり、絶対にその芯を曲げない頑固な一面もあります。

(泣き入りひきつけを起こす子は頑固な性格が多いと言われている)


ひとつ仮説があって。

次男って、コロナ禍で最初の緊急事態宣言発令中に産まれたんです。

したがって、私と夫以外の大人の顔を、見たことが無かったんです。

全員マスクでしたから。


我々以外に出会う人間が全員マスクで半分顔を隠している状態って、異常ですよね。表情も分からない。産まれたての次男にとっては、そんな人に近づかれたり、抱っこされることは不安で恐怖だったと思います。

(まぁ、夫が抱っこしてもたまに息止まってましたけどね・・・)

学校へ行き始めた時も先生たちは全員マスクでしたし、産まれてから約3年間、「家族以外の人間はマスクをしていて表情が見えない」という世界で暮らしていたんです・・・

発達に問題が起こってもおかしくない状況ですよね。


そんな中ちゃんと元気に大きくなってくれて。

コロナ禍のベイビーたちはみんなよく頑張りました!

コロナ終息で大好きなミニーちゃんともハグできるように

次男出産時の様子はコチラ。

→ 絶望しかなかったコロナ禍の出産を振り返る

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