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2024/09/06

夫をまた「大好き」になれて嬉しい

産後2年間の離婚率が高いとかよく聞きますよね。

確かに私の周りでも何組かいるし、実際産後を経験すると、これは難しいなと思います。


まずね、産前産後って、大なり小なり絶対にホルモンバランス崩れていつもの性格を保てなくなるんですよ。

それで、本能的に赤ちゃん第一になる。


女性は自分自身でも違う人間かな?と思うくらい変化してるのに、男性は何も変わってないんですよね。


私は産後鬱になりましたけど、もうね、自分じゃないみたいに感情の爆発が制御できなくなるんです。

しかし、それ、お薬で抑えられるんです。


女性って、ただでさえPMS・PMDDがあるし、「心に余裕があって平静を保てる状態」でいられる時って、少ないんですよね。


でね、以前もお話ししたのですが、PMDDでも、産後でも、産婦人科に行きがちなんですが、私は心療内科・精神科の受診を絶対にオススメします。(保健所なんて絶対ダメです傾聴してくれるだけで何も解決しませんほんとに)

産婦人科だと、ピルとか、加味逍遙散とか、そのあたりしか処方されないがちなんですよ。

それだと効かなくて。(いや効く人もいるでしょうけれども)


抗うつ薬を処方してもらった方が、絶対に良いです。

これも再三言ってるんですけど、自分の性格だからムリなんだと思ってたことが、実は服薬で克服できるケースもあるんですよ。


私で言うと、服薬することで

・夜寝つけていて、更に途中で目が覚めにくくなっている

・時間が決まっている普段の予定(お迎えとか、お店の予約とか)の前に不安で手足が震えたり心臓がバクバクする、旅行やお出かけの前不安でパッキングを死ぬほどし直す、出かける時忘れ物が無いか不安すぎる、などが緩和されている

・世の中や他人不信でみんな死ね、でもそれはできないから自分が死ねばいいじゃん、と思うことが少なくなった

・頭が爆発するんじゃないかと思うくらい我を忘れるほどグアーーー!となることがなくなった

とか効果がありますー。他にも色々ある。


特に、やはり産後に「ぐっすり眠れる日々」をキープすることって至難の業なのですが、それができるようになるとだんだん他のことも解決していきます。

睡眠が基本です!!!

でもね、神経質な母親は眠れないんで、薬で眠るんです!!!!


私のような真面目で神経質タイプのお母さんって、睡眠時間を確保したからって容易に眠れないんですよ。脳がフル回転でシャットダウンしないし、子供の声や鳴き声や足音の幻聴が聞こえて心配だし、子供大丈夫かなって永遠に心配だし、臨月で苦しくて眠れなかった日々からの授乳でマメに起きてた習慣も染みついちゃってるし、もうギンギンでタダでは眠れないんです。

しかも、1か月そこらじゃ産前産後の疲労なんて補えないです。

3時間、赤ちゃんとお出掛けして妻を家に一人にしてあげた~とか、何の足しにもなんないです。夫のみなさん。妊娠出産ってそんなもんじゃないです。


それ(通院と服薬)をね、知識として、解決方法のひとつとして、夫婦が知っておくことが大事と思います。産前産後学級でやって欲しい。なんなら義務教育で、保健所で、学校で、どこでもいいから教えて欲しい。


「心身に何も変化のない夫」が、「妻が変わってしまった・・・」って手を離したらダメなんですよ。終わりです。

うちは、夫が耐えてがんばって支えてくれたんで、産後「夫めんどくさいうざい」「大人なんだから自分でやってよイライラ」となっていたのが今抜けて、子供が6歳4歳になった今、なんなら夫のこと、今までで一番好きです!(グイグイ迫られて結婚したんで・・・)


7年、夫ががんばってくれて、また「大好き」って思えるようになって、あー私、産後鬱やっと抜けたんだなって、いま思います。

子供たちの反抗期とか日々大変ですけど、夫婦であーだこーだ共有しながら切り抜けていけるので、楽しいし、幸せです。


あ、我が家の場合、犬の壮絶な介護もあったので、それは特殊なのですが・・・


一人っ子だと5年かな・・・結構長いですが、また幸せって思える日が来ます。乳幼児の子育てしてる保護者のみなさま、精神崩壊しそうなみなさま、服薬です。服薬するのです。(怖)

通院して、良い先生に出会えると、話を聞いてもらえて支えになるっていうのもあります。



みんなが幸せでいられるといいのになって、心から思っています。


→ 産後から今も続く体調トラブル(産後鬱・脱毛症など)

→ 出産前に誰も教えてくれなかったこと

→ 絶望しかなかったコロナ禍の出産を振り返る

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