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2025/10/30

パリ二日目、パリの科博:シテ科学産業博物館・バイオハザードランドリー

パリ到着日、いきなりトラブル(ラ・デファンスのアパートホテル)

パリ一日目、凱旋門・エッフェル塔・そこら辺の公園など(足が棒)

の、続きです。


おはようございます。

パリ2日目の朝、長男、何時に起きたと思いますか。


5時過ぎです。


・・・

私、一人で早起きして、一人時間を過ごしたかったんですけどね・・・

まぁ、とりあえず眠れて少し気力体力が回復したので、朝からホテルの地下にある、コインランドリーの様子を見に行きたいと思います。


長男に、ちょっと見てくるねと言って

エレベーターで地下へ・・・


え・・・怖い。 暗い。

センサーで電気が点くのですが、私が歩き始めてから少し遅れて点灯するし、点いたとて雰囲気がもう、バイオハザード。


ランドリールームの表示があるドアを開けると、真っ暗な廊下。
廊下の真ん中の壁にスイッチがあって、自分で電気をつけないと電気が点かない・・・!

こわ・・・・!


で、さらにドアの先に暗い廊下があり、一角がランドリールームになっていました。
廊下にもどこにも誰もいない。こわい。
いや、居ても逆にこわいか。

料金を調べると、洗濯・乾燥合わせて7.5ユーロいるらしく、現金のコインのみ。

コインは持っていないので、お札を持って一階のフロントへ。
エレベーターへ行くにも、時間でさっきの電気がまた消えた状態なので怖い・・・


このご時世、フロントも滅多に現金を取り扱わないようで、親切でフレンドリーなフロントのお兄さんに今5ユーロしかないと言われ、とりあえず5ユーロチェンジ。

一度お部屋に戻り、また夫が来てからお洗濯に行こうかなぁとも思いましたが、寒いパリで厚手のお洋服を着ていたため、お洗濯物がかさばっていて、やっぱり一度洗いたい。

調べるとホテルと同じ建物にあるパン屋さんが6時から空いていたので、6時すぎ、パン屋さんへ。


クロワッサンとパンオショコラを買って、現金で買っても良いですか?とパン屋のお姉さんに聞くと、めちゃ嫌な顔で対応してくれました。

フランスあるある。
でも、昔は優しく対応してもらえる確率が100分の1くらいで、優しくしてもらえると涙が出るような張り詰めた異国生活を送っていたけれども、
英語も通じるようになって、店員さんたちもかなりフレンドリーになってきた気がします。

今回の旅行で嫌な顔していたのはこのパン屋さんだけで、他ではみなさんとても親切でしたー


ちなみに、このパン屋さんのクロワッサンとパンオショコラは普通でした。
フランスだからって、どここのパン屋さんでもすごく美味しいってわけではない。

東京のクオリティ高いなって感じます。


長男にパンオショコラをあげて、


とにかく小銭を手に入れたので、再びランドリーへ。
お洗濯に成功しました!

しかし、この後乾燥、様子見、終わって回収、と、何度もあのバイオハザードランドリールームへ行かなければならず疲弊。


6時頃、長男に、持ってきた宿題をやるよう言ったら逃げていき二度寝したと思ったら、次男が起きてきて・・・
ちっとものんびりできない朝でした。


7時半。朝ごはんです。


今日もエッフェル塔がきれいに見えています。
ダイニングテーブルに座ってエッフェル塔が眺められるの、とても良かったです。


昨日カルフールで買ったヨップ。
まだあるんですね、ヨップ。数十年前から変わらないヨップ・・・

子供たちにあげたらとても気に入っていました。


毎日1本ヨップを飲んでいました。


2時間半くらいかけて洗濯乾燥も終わったので、お出かけします。

朝10時。

元々、友人たちと一緒に行こうと日本にいる間に買っておいたパリの科博のキッズスペースのチケットが11時半からのものなので、メトロを乗り継いで向かいます。


ここから行けばよいことが分かったルートでラデファンスの駅へ。
知らなかったら通っちゃいけないのかな?と思いそうな、ここを通ります。


こうして「いつもの道」ができると、旅行も日常ぽくなって楽しいです。



着きました、ラデファンス。
この赤いオブジェの下のトンネルを「ワープトンネル」として、
子供たちは毎日行き帰りに潜り抜けていました。


ラデファンスの駅は広大なショッピングモールとくっついていて、駅の出入り口もたくさんあります。

我々は、新凱旋門の前の広場の中心にある、この入り口から出入りしていました。



ラデファンスから RER E 線で1本で行ける場所なのですが、それだと駅から少し歩くので、
今回は RER A 線から、オペラ座の最寄でメトロ7に乗り換えて行きます。

RERは、ラデファンスからオペラ座まで2駅、6分。
ラデファンスって、本当に便利・・・


これがメトロ。
メトロはRERと違い各駅に止まるので時間がかかりますが、今回は16分間乗ります。
これくらいなら子連れでもまぁ平気。



メトロで行くと、駅を出てすぐに到着します。

ここがパリの科博。
シテ科学産業博物館(Cité des Sciences et de l'Industrie)という名前です。

すごく広大な土地で、公園などもたくさんあるので、この科博エリアで一日遊べます。
今回は行きませんでしたが、Seven Squares Parisというボーリングやサバゲ―、トランポリン、キッズプレイランドなど屋内で遊べるラウンドワンのような施設もあるので、なんなら数日間遊べます。


今回は、科博!


とても広く、きれいで近代的です。


正面入り口から入って、そのまままっすぐ進んだ奥に
シテデザンファンという子供エリアがあります。要予約(有料)で、HPから予約してクレジットでお支払いも済ませます。

スマホでチケットを見せればOK。


本当は、2歳から6歳と5歳から10歳のエリアに分かれているのですが、(5、6歳はどちらに入っても良い)現在は2-6歳エリアが工事中(2026年6月まで)でした。

我が家は5歳と7歳の兄弟なので、どちらにしても5-10歳エリア。

時間制で、90分間遊ぶことができます。
我々は、11時半から13時の回。

時間になるまで、入り口前の待機エリアで待ちます。


広いです。


11時半になったので、コードを読んでもらい入場!

中は様々なカテゴリのエリアに分かれており、子供たちがまず入って行ったのは


アトリエ・デブルイユ、「工房」です。


ここには様々な仕組みがあり、その仕組みに沿って上手にボールを転がします。



また、子供たちが大好きな「秘密基地づくり」があります。
バーや布が置いてあり、自由にお家を作ります。



かなりお家づくりをしていましたが、しばらくするとお隣のエリアに移動。
ここには「奇妙な家」がありました。







次は、さかさまの世界。
地面の下に住む生き物や植物について学ぶことができるエリアです。


本物のアリなども展示されています。




ミミズの体の中へ。





次のエリアは、「水遊び」。


大きな泡を発生させたり、


お水の動きを学ぶボール遊びなどがあります。




最後は「縁日」のエリア。
サーカスの見世物小屋のようなデザインの、ミニゲームがたくさんあります。





もう1エリア、アニメーションのエリアがあり、そこでは途中から映像と解説みたいなミニ演劇ショーみたいなものをやっていましたが、子供たちは参加せず。

残り20分、最後にどこで遊ぶ?となった時、「工房」に戻ってきた子供たち。


1時間半、しっかり楽しめましたー!
意外とちょうど良く、全てのエリアをピッタリ遊び尽くせる時間でした。

しかし、やはりまだまだ遊びたい子供たち。
パパが合流したらもう一度来ようね、というお話になりつつ

今回は科博のその他の展示へ。

まず、いつも「エスカレーターって中身どうなってるの?」と聞いていた答えがここにあったので、エスカレーターの中身を眺めて・・・


シテデザンファンのチケットをHPで予約購入する時、科博そのものの展示(Expoチケット)も購入したのですが、入場時間指定をしなければならず、

シテデザンファンを出た後ランチタイムをとるかどうか?友人と話し合ったのですが、
中で飲食ができそうだったので、シテデザンファン終わりと同じ13時入場のExpoチケットを購入。

結局、それで合っていました。


登りエスカレーターの前でチケット確認があるのですが、そこから2階へ。
すぐにオープンカフェがあり、そこのテラス席をお借りして、持参したランチタイム。



ランチでしばらく休憩した後は、

企画展で「犬と猫」というものがやっていたので、まずそこへ。


なんか、いちいちオシャレですよね。


こういうちょっとした企画展って、サッと見てまわって終わり、みたいなイメージですが、
子供たちでも興味を持ってじっくり体験できるものでした。






「犬と猫」に30分も居て、近くの常設展へ。
ここは説明を読まないとよく分からないものが多く、難しかったです。
昔ながらの、科博の展示というかんじ。


2階中央で目立っていた、ロボットの展示。

我々のペッパーくんがいましたー
こんなところで会えるなんてー!
子供たちもおなじみのペッパーくんとしばらくおしゃべりしていました。


他にも日本や世界のロボットたちが展示されていました。


この展示のタイトルをご覧ください・・・

仏語が少しでもお分かりの方ならピンとくると思いますが、
星の王子さまの台詞ですよね。「羊」じゃなくて、「ロボット」ですけど。


宇宙に関する展示もありました。
中に入ることが出来たり、とにかく子供が興味を持って楽しめるようになっています。



やっと中央で目立っていた、ヘリコプターへ。

この時点でもう15時。

すでに2時間もこの2階エリアにいます・・・


子供たちがハマっていた、自分の身体を動かして飛行機を操作するゲーム。


ちょうど2階で、この新しく始まる「ガーデニング」という、私の好きそうな企画展のオープニングセレモニーが開催されており、
展示期間前でしたが、入場することができました。







何だかもう、広いし盛りだくさんで、とても周りきれない。
そしてヘトヘト。

そろそろ帰りたいですが、上の方にあった「ゲーム」の展示コーナーに行ってみます。

中では様々なテレビゲームが体験できるようになっていて、子供たち大コーフン。
ただ、年齢制限に合っていないので、できるものは少なく、


長男がウロウロしている間、次男はマリオパーティーをやらせていただき(全然できていなかった)


もう歩けないくらいヘトヘトで、帰ろうとしましたが・・・
奥に楽しそうな企画展「ダンス」があったので、”せっかくだから”が発動し、ちらっと寄ります・・・



インタラクティブな展示がたくさんあり、元気に踊る子供たち。


いやもう、よく遊べました!!!
科博には、プラネタリウムもあるんですよ。1日居ても足りない内容。

午後4時半。

「何も買わないけどちょっと見よう」「何も買わないけどね」と念を押して、科博正面出入り口にあるショップを通って、


やっと帰りましたーーーー

疲れたぁ。(まだ凱旋門の疲れを引きずっている)


ラデファンスに帰ってくると、改札を出てすぐスタバが合ったので、初めてスタバに寄ります。
ハロウィンの暗闇で光る蓄光カップが売っていてかわいい。


ただいま新凱旋門。


いつもの道を通って帰ります。


子供たちもすっかり慣れたホテルへの道。
でも走って行かないでーーー

もはや家です。


ただいまーーーーー 18時前。
今日はよく遊べました。

科博のような施設に行くと、中にトイレがあるので子供たちのトイレに困らず、時間を気にせず滞在できます。

パリの科博、すごく良かったです。
海外旅行へ行くと、その国の科博へ遊びに行くようにしているのですが、
今のところダントツでパリが良かったです。オススメ。


私はずっと飲みたかった氷入りの冷たい飲み物をやっと飲むことができましたー
パンプキンスパイスラテです。


おうち遊びが好きな子供たち。
ホテルでもせっせと遊びます。

この日も日本から持ってきた食べ物(おうどん)で夕ご飯にして、
20時に子供たち眠りました。


日本だったら、夜に一人でノンビリするところですが、
もうヘトヘトすぎて何もできない私。

アイドリングタイムを経て、さっさと眠ることにします。



明日はどこへ行こうかな・・・
5歳7歳男子が楽しめて、学びになるところへ行きたいな。


おやすみなさい。



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