2012/10/01

オタワ国際アニメーションフェスティバル2012 - 1日目

あと 0.3秒 短くしよう とか ここ 0.5秒長くした方がいいな とか
日常的に そんなことを考えているのが 我々 アニメーション作家だ。

そんな細かい世界なので 基本的に 黙々、コツコツした人間が多い。
変人も多い。
国際アニメーション映画祭には 世界中から そんな 変人が集まってくる。

さて 2012年9月18日深夜23時半 わたしと 水江未来さん(CALF作家)と 大川原亮くん(CALF作家)と 久保雄太郎(芸大院生)の 4名が
羽田空港に集ったわけですが フライトは 翌朝7時前。 7時間ほどの待ち時間を 空港で 過ごさねばならず。。。
なぜ シャトルバスとか 深夜・早朝には ないんでしょうね。 なんか それって 意味ないよね。。。
(これから掲載するお写真は みんなで撮ったものが混在しています)

数日前から あわてて用意した オタワで配布する用の CALFカタログ制作 最終作業。 
関係ないゆ~たろ~(ゆ~たろ~は タクゼミ出身で わたしの直属の後輩にあたるので こんな呼び方。)にも手伝ってもらって
みんなで 黙々と 流れ作業。。。

それが終わると 未来さんが今やってる WONDER365アニメーションプロジェクト(365日 毎日アニメーションをUPする)の
動画色塗りを みんなで 黙々と お手伝い。
 19日早朝、やっとチェックインしたら ゆ~たろ~が ランダムに選ばれる 詳しく検査される乗客 に 選ばれた↑ので
詳しく検査されるのを 待ちます。。。。
そして フライト。
この後 我々は 4食ほど 朝食を食べ続けることになる。 機内食も 3食全部朝食。 このまま永遠に朝が続くかと思った。
飛行機は空いてて、ゆったり横になれた:D
13時間くらいで デトロイトに到着。 乗り継ぎなのに 一度アメリカに入国せねばならぬので ESTAの申請が必要。
この時点で すでに 家を出てから 20時間以上が経過しているので もう みんなぐったりしている。
しかも デトロイトでの乗り継ぎ待ち時間は 6時間。
デトロイトに着いたのが 現地の朝だったので 空港内で 少し WONDER。
 9時前に空港を出て タクシィで デトロイトの街へ繰り出します:D
こっから わたしの英語に みんなが頼る形になる。。。わたしの脳内は 1年以上ぶりのアメリカと英語で 超絶ビジー状態と化す。

わたしは 独りでも◎TARGETへ行こう:D と あらかじめ 近くにあることを確認していたのだけれど
みんながノッてきたので みんなで行く。
タクシィのおじさん「こんなとこに◎TARGETなんてないよ。。」 わたし「いや、あるはず、Googleマップで見たもん!その裏まわって!」
という会話を 散々くり広げ たどり着きました 念願の ◎TARGET! 久しぶり~~:D
眠剤買う~~~!笑
 隣に ショッピングモ~ルが併設されていたので 寄る。 なつかしのVSとか BATH&BODY WORKS とか テンションあがる~:D
いや 目的地は オタワであって まだ たどり着いてもいないんだけどね!! わたしの旅は ここで終わるいきをいで 満足・・・

というわけで また同じタクシィの運転手さんにお電話して 迎えに来てもらい(英語の電話ってラクだな。。。仏語の電話はムリだけど。。
デトロイト空港に戻ります。 ワ~プゾ~ンを経て 搭乗口へ。
 2時間くらいのフライトで やっとオタワ!! いやぁ 長かった。 30時間以上の旅。
このまま もう 旅を終えて 日本に帰りたい。 でも こっからが本番!

空港には 毎年 フェスティバルのちっちゃなカウンタが特設されていて そこで名前を告げると ホテルまで連れて行ってくれます:D
しかしここで問題発生。 手続きしたスタッフのミスか何かで 大川原くんの名前がない。。。ホテルもとれてない。
急きょ フェスティバル本部へ行くことになったので ついでに 我々も同行。
物販用の色々を置きに行かなければいけなかったので ちょうどよかった。

2枚目から↓が 本部のある Arts Court。 今年のフェスティバルメインビジュアルは 山村さんが描いたマイブリッジ。
 ここで フェスティバルを自由に行き来できるフリーパスなどをもらう。 長旅で みんな ぐったりしている。。。。。。。↑
みんなのスーツケイス内を陣取っていた 販売用の本やDVDも ここで預ける。 これで荷物軽々♪
ちなみに アーツ・コート は こんなところ↓
 さて ようやくホテルへ! 渡航費はこっち持ちですが ホテルはフェスティバル側が用意してくれます:)
わたしとゆ~たろ~は NACシアタに近い、Embassy。 あとのふたりは BYTOWNシネマに近い、クオリティホテル。
広い! ひとりなのに ツインだし キッチンもあるω

しかし ノンビリしてはいられない! もうボロボロだけれども 30分でバタバタと用意して出発! 今日はフェスティバル初日
トラブルがあったので オタワは すでに夕方。 TACの会場である シャトーローリエに向かいます。。。 
 シャトーローリエは 高級ホテル。 外も中もゴージャス。 ↑
TACというのは フェスティバルと同時に開催される 商業的なイベントで、フェスティバルとは別にお金がかかる。
ここで アニメーションに関する 商談が行われます。
今回わたしは CALFプロデューサとして 日本人独りでTACに参加。 忙しくて 全然事前準備できなかったうえに
到着が遅かったので 1日目は ほとんど何もできず。。。

しかも TACのパスもらおうとしたら もう閉まってて 結局 もう一度ArtsCourtへいくはめに。
でも、パスもらいに オフィスへ行ったら トーマス・レノルドナー監督がいて 仲良くなった:D
彼の ものすごく変な作品は 今回ノミネイトしていたのだけれど 同時に 彼は ウィーンの映画祭のディレクタもしている。
すかさず営業。

その後彼と歩いていたらば 彼が色んな人に声をかけられるものだから 便乗して 一気に 色んな人への挨拶が済む。
ウシェフとも ここで仲良くなる。
そしてわたしは 初日から いきなり気付いてしまう。

もしかして プロデューサと話すより ディレクタと話した方が 営業するのにいいかも。。。。。!!!
海外の 有名なディレクタの中には 結構 自分のスタジオを持ってる人が多いし フェスティバルディレクタをやっている人も多い。
わたしが 日本のプロデューサを知っているように 彼らも 彼らの国のプロデューサと繋がっているので 彼らを介せば 繋がることができる。
こ、これは 誤算。

わたし、作家でいるうちは 興味ないことには手を出さないことに決めていた。
わたしは 他人に興味が無いので 好きなものしか観ないし 好きな人としか関わらない。
プロデューサ的な活動を始めたら そこから お勉強すればいいやと思っていた。 今回 イキナリだったので 全然 準備できてない。

明らかなる 勉強不足。

誰が誰だか サッパリ判んないし 誰がどんな作品作ってんのかも知らない、どのディレクタが どんな活動してるのか
どこに所属してて どんな人と関わりがあるのか 全く 分からない・・・!
あぁ。。。ここに 土居さんがいれば><

今回は 仕方ない。 わたしは無知で 独りだ。 いま独りでできることを やるしか。 とにかく 出来る範囲のことを 精一杯やろう。。。
初日から 知らない人に えいやっと英語で声をかけまくり プロモーションする という ニガテで 慣れない作業の連続。
そして夜。

初日の営業を終えて オープニングセレモニの会場である BYTOWNシネマの前で みんなを待つ間
オタワのフェスティバルディレクタの クリス・ロビンソンに会い ハグ。
2008年に この映画祭で審査員できたのは 彼のおかげだ。 フェスティバルのノミネイト作品の 一次選考も
彼が独りで行う という アニメーション界では有名な オタワ独特のやり方で 今回 彼は わたしの作品を選んでくれた。

クリスロビンソンの言動は とてもシュール。
でも とても頭がよくて 周りをちゃんと見ていて わたしには わたしに適した わたしのためだけの対応をしてくれる。 だから大好き。
 バイタウンシネマで 長編コンペティション1 と オープニングセレモニからの ショートコンペティション1 を終えると もう 夜中。
ハードロックカフェで オープニングパーティ。。。う、うるさい。 しばらく居て ホテルへ。
30時間以上の長旅から そのまま営業回り 全て英語ってのも相まって 初日から疲労困憊><
ホテルに帰っても 翌日のための英文メル対応
しかも 睡眠時間は 5時間もない。。。これから わたしの悪夢が始まる。。。2日目に続く。。。