2009/04/04

Lisboa - Cabo da Roca - Sintra

ポルトガル6日目(1)。
ここで 今回の旅に 大きな変化が訪れる。 わたしのテンションが ダダ下がったのだ。 ・・・。

もともと、わたしは 出不精だし おうちの自分のお部屋がいちばん、
観光にも 観光地にも 名所にも 名産にも な~んにも興味ないし 基本無感動だし 疲れやすいし 疲れるの嫌いだし
でも それは あまり良くないんじゃないかという意識から、無理矢理 お外に出るようにしている。

もう 小さい頃からそうで、でも ママに 「行ったら楽しいから がんばってお外に出なさい」 と 言われ続けて育てられ、
まー実際 行ったら楽しい、もしくは 何かしらを得られることが多いので がんばって出るのだ。 

でも、今回は 先生たちと一緒に旅をすることに 全精力をかけてテンション上げてのぞんだため、
先生たちと別れた直後から、わたしの脳内はもう ヒキコモリモードになってしまった。
それゆえ、昨日のコーヒー写真以降、もう お写真撮らなくなってて 翌6日目の朝 駅に着くまで カメラを持たなかった・・・

あと、先生たちを空港でお見送りしたあと、広くてキレーで快適な 大使館の方のおうちに直行して
ぐだぐだして ごはんつくってもらって そのまま泊めてもらうことに。

夜10時ころ、ホステルに いったんお荷物を取りに行った。
お金は返してもらえないけど、「はいはい。おっけーおっけ~。予想範囲内。では~ノシ」 と 軽やかに去った。
ちなみに、ホステルでは フリーだと思ってた無線LANが有料だったので、このブログの更新も諦め、
メルもいーや、もう お仕事もいーや、になった。
(大使館の方のおうちは 引っ越して間もなかったので まだネット繋がってナカタ。)

とゆーかんじで テンション低く、6日目の朝。 リスボン ロシオ駅から 電車でシントラへゆくだよ~。 レスタウラドーレス広場↓
↑ロシオ駅。かわいいね。
ちなみに、お写真は撮っとかなきゃ~(謎の義務感)とおもって テンション低いまま撮ってるから この日のお写真は みんな構図がてきとう。

はいっ 着いたよ~ 電車で約40分、終点の シントラ駅。
下の建物が ツーリズムオフィス・兼・駅舎。↑
すごくかわいい建物だったんだよ、お写真撮ってなかったけど:: ←ほらね~こうなるんだから。。。

中の窓口の とっても親切で感じの好いおじさんに バスを教えてもらう。
403番のバス、10時25分発。

バス停に行くと、ちっちゃなしわくちゃのおばあちゃんがひとり、並んでる。
わたしに何かを話しかけてくる。ポルトガル語。わかんない。

「なぁに」と言うと また何か言う。 
今度は ロカ という言葉が聞こえたので、「ロカ岬に行くの?」と訊かれてると解る。

- そうそう、ロカに行くんだよ。

そしたら、このバスだよ、前の窓側の席が一番景色が良いんだから そこに座るのよ、と 色々教えてくれる。

話し始めると 何を言ってるか 解ってくる。言語って、そういうものだ。

バスの扉が開くと、他のお客さん(おじーちゃんとか)に 「ここはこの子が座るのよ」、と一番前の窓側の席を確保してくれて、
わたしたちは 並んでそこに座った。
バスが動き始めると、おばあちゃんは 自分のバッグからお菓子袋を出して、悩んで選んで わたしにおやつをくれる。

とにかく見たことのない カタマリをもらって、包み紙には ショコラーテ・ブランコ と書いてある。
ショコラーテ、は 読める。数日前に 大使館の人に ショコラはポルトガル語で何て言うの?って聞いたんだ。

包み紙を破ると、ホワイトチョコ。 あぁ、ブランコは 白。 フランス語では ブラン。でもLがRだったから気付かなかった。
解った、ブランコ、は 白のことだったのね、と おばあちゃんに言う。

スィ、ナォン、ムイト・オブリガーダ、ジャパオン、ショコラーテ、ブランコ、ヴェルデ、リーニャ、レイテ、、、
たった 数日居るだけで、どんどん言葉を覚えて、
こうやって たった 一度 ポルトガル語しか話さない ポルトガル人のおばあちゃんと お話しをするだけで
口から 出てくるようになる。

10年前、フランスでも、こうだったんだ。わたし、忘れてた。こんなに簡単なことなのに。
おばあちゃんは 優しくて 泣きそうになった。

しばらく並んでバスに揺られて、おばあちゃんは途中で降りた。
わたしは 「ムイト・オブリガーダ」を言って、 おばあちゃんの しわしわで やわらかい両ほっぺに キスをして別れた。


このバスに乗っている間、もうひとつ 事件があって、
前のトラックが カーブで道の段差に逸れて 投げ出されて横転した!!

バスは 急停車、運転手さんがトラックに駆け寄ると
トラックのドアが 空へ向かって 垂直に開いて まずリュックが、次に 運転手のおじさんが出てきた。
元気そうだった。よかったねぇ。

それを見て こわくなったけど 次々と現れる 崖に面した ギリギリのカーブを バスは上手に走って行った。
バスの運転手さんって、本当に 上手だよねー。


景色は どんどん、  ・・・うちの 実家みたいになっていく・・・(和歌山県紀伊大島)

で、着いたよ、ロカ岬! わあ~樫野の灯台(←実家の島の灯台)みたい:D 岬はどこも似てるねぇ

ま、とにかく わたしは ユーラシア大陸 最西端に 到達したのであった。

観光テンションは低いし、おばあちゃんとの出会いで胸がいっぱいだし、すごい風で寒いし、実家の風景と似てるし
せっかく ファ~イ~ストの国から来たのに あんまり 感慨深さも感じず
ツーリズムオフィスで発行してもらえる(有料)、到達証明書も もう 別に いいや になる。 
でも ロカ岬では 500円くらいのと 1000円くらいの 最西端到達証明書が発行してもらえるので 手に入れると うれしいとおもうよ。
わたしも、あったらあったで 嬉しかった。。。200円くらいならなぁ。。。

ここに ポストがあることは 事前に知っていて 
お葉書出そ~とおもって 先生たちと郵便局行った時に 実は切手を買ってあったのに
手帳忘れて 住所が分からなかった・・・orz から とりあえず 自分ちに出しといた。

かわいい ツーリズムオフィス。↓ わんこが2匹:D

バスは1時間に1本。来た時から1時間後のバスに乗って 再び シントラへ。

向こうに見える、角二つが 王宮。 それから、外国人観光客が素通りしていく、ムーアの泉。


順番くるったけど、市庁舎。

駅からシントラ・ヴィラまでは 地図上では すご~く遠回りに見える 曲がりくねった道を行くのだけれど、
実際歩くと そこしか道がなくて ちょう納得する。下は谷底。

ここが 中心、シントラ・ヴィラ。
観光客と 観光客向け店でいっぱい~ 小さな小さな町だけれど、こまこましててかわいい。

ここで 観光テンション最低なわたしは、観光名所の色んなお城や何やには いっさい行かず、
シントラ銘菓、ケイジャーダと枕を食べる:D このお店は、ヴィラヴェルハ。↓
↑上がケイジャーダ。意外とちいさい。
下の長いのが枕(=トラヴセイロ、枕、という意味の名前)。
右上が ついでになんとなく買ってみたポルトガル定番のお菓子、ミニトルタ。

レプブリカ広場。あそこに座って食べよう。王宮の階段。
王宮の階段からの眺め。お山の上にムーアの城壁。観光名所ですが、行きません。

さてさて!:D ケイジャーダから食べるよ! む?!シナモン!:D 
じゃりじゃりした甘い中身。チーズってかんじじゃないなぁ。おいしい:D

つぎ、枕!
ふむ、中に甘味(あまみ)が入ってる、、あ、なんかスイートポテト味クリームってかんじ?おいしい:D

つぎ、ロールケーキ(ミニトルタ)! うん、甘い!:D
・・・
おなかがーーーーー!!!!

おなかがあまみになったところで、全体の感想としては どれも お砂糖の味でした・・・!でもおいしかったよ。
やっぱ ケイジャーダがおいしいかなぁ。大きさもちょうどいいしね!
いっき食いは、しないほうが より おいしく食べられるとーもうよ!胃がお砂糖になるよ!ははっ:D

しかし この後 わたしは 味を比べる為に 他のお店でも ケイジャーダと枕を購入。 帰りの電車の中で もういっこ枕を食す。

あ、味 ちがう!さっきよりも 中身が ケイジャーダの中身に近いω てゆか、おなかがω

ケイジャーダは、おみやげ。夜に 大使館のひとと一緒に食べたよ~:D おいしい!ケイジャーダ!
長くなったので また明日、 6日目(2) に続く!