今日は朝8時半に ポルトのカテドラルへ。急いでたから木がかぶっちゃたけどポルトの景色1
お昼間は違った景色。すごい坂道。
モニュメントのてっぺんにいるのは エンリケ航海王子。
なんか 宗教の執念というか これだけのものを彫る労力、を産み出す宗教の力。
そりゃ歴史を動かすはずだよ。こんな力入れた作業、他にないよ。
しかし こわい。 なんか ポルトガルって、教会内部の装飾が すごく「ポルトガル」。
フランスとちがって、ザビエル系?
宣教師の物語が描かれていることが多くて、それが結構恐い。血みどろ。トリハダ。ちゃんとお話を知りたい。
ここは 他にも ちょっとした美術品の展示室とか 他のお部屋も観れて、入館料になるほどした。しかし美術品もこわい。
しかも締めに 地下のカタコンベ。怖すぎる。階段を最後まで下りられず、そうっとのぞいて 身震いして出た。
ホテルに戻ってチェックアウト、すぐそばの 長距離バスターミナルへ。
10:45発のバスで コインブラに向かう。1時間半。
車窓はずっとのどかな風景、ビーニュ畑(ワインのためのぶどう)、オリーブの木。
これは今来た方面、コインブラ大学方向。
ポルトガルの代表的な建物のミニチュアテーマパーク。
これはよい資料とお勉強になる、とおもって入ってみた。
しかも 意外とちゃんとしたミュージアムが入ってたりして これがすごくおもしろかった。
歴史的な衣装を着たたくさんのお人形、お船の模型館、昨日泊まったホテルのベッドみたいなポルトガルな家具!すごく良い。
またツイン!!!今回はツインな旅だ。。
お風呂がおおきい。ホテルの良さの基準はシャワールームか。
コインブラ大学へ。
コインブラはポルトガル第三の都市、ほぼコインブラ大学で形成されてて 人口も大学関係者が大半を占める。
コインブラ大学は ヨーロッパで最も古い大学のひとつ。(パリ大学とかも同じくらいだよ~)
昔は王宮だった場所。
ちなみに コインブラ大学は もやしもんの農大の参考になってるけど 全然雰囲気違うし 全然わかんない。
はじめに 文学部長室へ表敬訪問。
コインブラ大学で重要な役割に就くってことは、その歴史を担っているってことで、とても歴史的で興味深いお話を聞けたよ。
日本の大学の姿勢とは、全く立ち位置がちがうなーともった。
あと、神学が専攻できるっていいよね。時代を超えたお話しですけども。
神学、もしくは哲学を専攻する人生をおくりたい。「そういう」環境の中で。
そのあと 由緒あるお部屋で 博士号取得のための公開試験が行われている最中を、少し見学させていただく。
今 博士号の取得待ちをしている学生は1300人くらいいて、ひとりひとりがここで発表をするんだって!
卒業式は5月頃。
他にも大学内、有名な図書館などを案内してもらって、いよいよ うちのガクチョーの講演です。
おはなしの花も上映していただいた。久しぶりのこの環境。笑ってもらってうれしい。
学生作品の上映があって いろいろおもうところがあったけど それはまた今度ゆっくり。
このごはん、すごくおいしかった。お魚とポテトとかの何か。
コインブラ大学の文学部長は 英語を話さないけど フランス語は ポルトガル語なまりで話す。
彼の上司のステキなおんなのひとが 流暢なフランス語を話す。途中で現れた別の女性もフランス語を。
わたしはフランス語でお話しした。他の時に、英語でもお話しした。ポルトガル語もたくさん聞いた。日本語もたくさん話した。
わたしの頭は、大混乱になった!
まず、話しかけられて 「これは日本語ではない」 と思う。
次に、 「わたし、この人が言ってる内容を理解できるから、ポルトガル語じゃないな」 と思う。
そのあとが いちばん大変。 フランス語か、英語か。それを判断して、フランス語か英語で話す。ここまでに 時間を要す。
ねます。おやすみなさい。